農協(JA共済)の学資保険

JA(農協)の学資保険と郵便局の学資保険の比較

農協(JA共済)の学資保険と、郵貯とくに郵政民営化後の郵便局の学資保険、さらに簡保や民間保険会社のこども保険と比較するとJA(農協)の学資保険は、3つの点がメリットとデメリットとしてあるかと思います。

まず、農協の学資保険の最大のメリットとして、掛け金が安いこと。これは、特約の設定などで一概に言えない部分はありますが、JA共済(農協)自体が非営利団体のため、理解しやすい部分だと思います。農協の保険を検討する方のほとんどは、この保険料の安さを魅力に感じたことが、検討のきっかけではないでしょうか?また民間保険会社とJA共済のテレビCMの量をみてもわかるかと思いますが、販促コストが農協の場合はかなり抑えられているため、そのことも保険掛け金の安さにつながっています。 また、農協(JA共済)は、募集が通販主体なので、営業職員のコスト面でも、抑えられています。

割戻金制度・・・JA共済(農協)が、毎年の決算で剰余金が生じた場合、原則として加入者に割戻金として還元する制度です。この制度のおかげで、農協の学資保険は、実質的により掛け金が安くなるといえます。

次に、JA(農協)の学資保険のほかにはない特徴として、出資金を払う必要があります。これは、JA共済に加盟するには、農協の組合員もしくは准組合員になる必要があるためです。(農業従事者ではないサラリーマンでも、出資金を払えば、農協准組合員になることが可能です)

そして、これはJA共済(農協)の学資保険のデメリットといえるかもしれませんが、JA共済が万が一破綻した場合、つまり、平たく言えば農協がつぶれてしまった場合、民間生保損保会社のような「保険契約者保護機構」制度がありません。ただし、まったく保護されないかというと、一応、農協(JA共済)組合員に不利益が生じない措置を法的に取るとされています。

「農協に貯金・預金をする感覚でこどもの学資保険を」

農協(JA共済)の選び方のひとつに、掛け捨て(かけすて)ではなく、預貯金感覚でという考えが多いようです。確かに、医療保障や養育年金などの保証を特約やオプションで上手にカバーすれば、税金面・融資面・生命保険との兼ね合いでも、JA共済の学資保険である「こども共済」は、有力な選択肢といえるでしょう。

 

将来、学資ローンを検討するのであれば、農協に限らず、先立って貯蓄型の学資保険をしておきたいところではあります。ちなみに、農協の学資保険だけのことではありませんが、保険の選び方のこつは、まずは資料請求をして、疑問点をつぶさにつぶしてしまうことです。学資保険ランキングには、トレンドの保険商品が並んでいますが、あなたにあったプランかどうかは、個別のケースについて、あなたが保険になにを求めるかをみていかなければいけません。

JA共済の学資保険(こども共済)の特徴

JA共済(農協提供)の学資保険である『こども共済』の4つの特長は

  1. あなたのお子さまの、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学の入学の際に、お祝金を受け取ることができます。
  2. *JAこども共済には、入学祝金タイプと大学進学タイプがあり、入学祝金タイプの場合は「入学祝金」、大学進学タイプの場合は「学資金」を受け取ることができます。
  3. JAの学資保険は、保険掛け金が戻ってこない、いわゆる掛け捨てタイプではないので、満期時には満期共済金として、一定の払戻率の払戻金を受け取ることができます。
  4. 学資保険のなかでも、養育年金付きであれば、あまり考えたくないことではありますが、あなたに万が一のこと(死亡)または第1級後遺障害状態・重度要介護状態があったときは、毎年、養育年金を受け取ることができます。そして、それから先の保険掛金の支払いはいらず、お祝金と満期共済金は通常通り受け取ることができて安心です。
  5. これも考えたくないことではありますが、共済金割増支払特則付きなら、お子さまに万が一(死亡)または第1級後遺障害状態・重度要介護状態のことがあった場合、年齢に応じて共済金が割り増しして支払われます。